2013年2月24日日曜日

ギブソン レスポール・スタンダード

Gibson Les Paul Standard(1958)
野村義男さん所有の1958年製レスポール。
 1958年から1960年に作られたこのギターは、お高いことで有名。

 この写真は、CSで放送されていた「野村義男ギタースタジオ匠」という番組で野村さんのギターコレクションを紹介するコーナーがあり、そこで紹介するために持ってきてくださったのを撮らせていただいたもの。

 このギターを間近で見られることはそうそうないのでジロジロじっくりと拝見し、記念に写真を撮らせてもらおうと野村さんに許可をいただきに行ったら、野村さんはこのギターを「ガッ」と掴み、ぼくに手渡してきたのです。
 正直、怖くて手に持ちたくなかったので「いやいいです結構です」と断ったら、野村さんは「ほら!いいから!ほら!」と押し付けてくださいまして、そうして撮られたのがこの写真です。

 とにかく「何があってもどんな事態が起きても落とさないようにしよう」「どうかヌルヌルの手汗をかきませんように」としか考えておらず、ネックの握りがどうだとか、ちょっと鳴らした生音がどうだとか、そんなのできるわけないだろう。そんな余裕なかったよ。
 かろうじて、わりと軽かった、ということだけ覚えています。ギターの専門誌や研究本で読んだ「'58や'59や'60は重たくない」という話を実感できました。

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