画期的なペダル |
KorgのMIKU STOMPというペダルを持っている。ギターを弾くと、弾いた音程を初音ミクが歌ってくれるという、画期的で素晴らしく面白いペダル。
Korg MIKU STOMP
http://www.korg.com/jp/products/effects/mikustomp/
耳マンで紹介させてもらったりもしました。
宮城マリオ『エアギタリストが弾きたいリアルギター』第4回
【初音ミクにカッコいいって言ってもらえるエフェクター】
https://33man.jp/article/column4/000885.html
遅延はとても面白い効果なのですが、それが短いととても気持ちが良いこともあるので、出来る限り短くしてみようと思いました。
取扱説明書には「ピッチを検出させるためのポイント!」が紹介されていて、
ギターのボリューム調節は、通常リード・パートを弾く強さで6弦を弾き、Peak LEDが点灯する直前のレベル(過入力とならない最大レベル)にする!
本機へのギターの入力音が大きすぎても小さすぎても、ピッチを正確に検出できません。
演奏時に、弾かない弦はミュートする!
演奏時に弾かない弦をきちんとミュートすることで、より早く正確にピッチを検出できるようになります。複数の弦の音が混ざっていると、正確なピッチが検出できなかったり、ピッチを検出するのに時間がかかったりします。
ギターのピックアップやトーンを調節する!
ピックアップの選択やトーン・コントロールを調節し、ご使用のギターにあった最適なセッティングを見つけてください。
この3点を実行することで、遅延はまあまあ短くなります。
で、さらにもっと短くできるのではないか、と、あれこれ試行錯誤をしています。
このペダルの仕組みは、ザックリだけど、音程を検出→音源(初音ミクの声)を鳴らす、ということのはず。多分。音程を検出するのに時間がかかり、遅延が長くなってるはず。多分。
ローランドのギターシンセサイザーのコントローラーである、GS-500の大きな磁石、G-707のスタビライザーは、弦の振動をシンプルにして音程の検出を速くするために搭載されてたはずだった気が。
なので、MIKU STOMPに入力される音声信号は、倍音の少ないシンプルな方が良いはず。ペケペケな薄っぺらい音が良いはず。多分。
いろいろな説明をどっさり省いたけど、この方向で間違っていないはず。
GRからGKへ
特集:ギターシンセサイザーの進化と歴史をたどる。
http://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/grandy_GR-GK/
以上のことから、先ずは、倍音の少ない音色でギターを鳴らせれば遅延は短くなるはず。
お手軽に出来る工夫として、
・新しい弦で鳴らす
・ピックアップはリアを選択
・硬いピックで平行アングルでブリッジに近いところをピッキング
の3点をしてみたところ、遅延はだいぶ短くなった気がしました。
次に、イコライザーを使って、より倍音の少ない薄っぺらい音にしてみるつもりでいます。グライコを手に入れないと。